喜喜茶さんの童仙房在来種で烏龍茶つくり
夏のARABON「こども時間」はたくさんの方にご参加いただき、無事終えることができました。
山の上におこしくださったすべてのみなさまに感謝申し上げます。
少しずつイベントの様子をご報告。
7月19日(土)は「こども時間vol.1 喜喜茶さんの烏龍茶つくり」でした。
ARABONのある童仙房の在来種の茶畑をお借りして、台湾の東方美人の作り方を参考にした烏龍茶の作り方を喜喜茶さんに教えていただきました。
まずは茶摘みです。一芯二葉で丁寧に摘みます。
みんなで摘んだ茶葉を持ち帰り、校庭で日光に晒して茶葉をしおれさせます。
奈良のだいどころ飛鳥さんのお弁当と童仙房のハト畑さんのトマトで腹ごしらえをしながらゆったりのんびりの作業です。青空の下でみんなでいただくご飯はおいしい!!
ごはんの間に様子を見ながら日陰に移動します。茶葉の水分が抜けてしなしなと丸くなってきます。
マスカットのようなさわやかで甘い香りも出てきます。
喜喜茶さんからの合図で茶葉を優しく揺すります。最初はザルを使って、その後は手で。
その後また広げて寝かせます。
発酵が進んで茶葉がだんだん茶色に、新芽は白くなってくるのがわかります。
茶葉を中華鍋で熱して発酵を止めます。
熱した茶葉を湿らせた布で包み、揉みます。
茶葉を解きほぐして乾燥させます。出来上がりは摘んだ量の1/4の重さに!
一日かけて自分達でつくっていただくお茶の味は格別です。2チームに分かれて同じように作業をしていたのに、不思議なことに出来上がった茶葉のお味がまったく違っていたのがおどろきでした。
今年で四回目になる烏龍茶つくり、いままでで最高の仕上がりになりとっても幸せな一日でした。
この日に仕込んだ童仙房在来烏龍茶は8月30日(土)の山ノ上マーケットで、喜喜茶さんがおいしい氷出しにして販売してくださいます。どうぞおたのしみに。
最後にお知らせです。今週の金、土曜日のアラボンは都合により臨時休業とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
by dousenbou-arabon
| 2014-08-01 02:07
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