サクラ、サクラ
ARABONを改装する際、大工のフタコブラクダさんが最初に決めて下さったことが、桜の木の下にデッキを作ることでした。
入り口は店内からもこの木を眺められるようにとガラス張りに。
毎日、毎日、桜を眺めてはお茶会の日を指折りかぞえ、どうか、散らずにこの美しさを保ってくれますように…いいお天気で過ごせますように…と祈る日々でした。
もしも散ってしまったときのために、咲き始めのお花をつんで桜茶の準備も万端に。
4/20 『山笑う春ARABONお茶会』 喜喜茶:お茶 だいどころ飛鳥:お弁当 清水善行:器
まずはお花をつんで、
氷砂糖と熱湯をそそいで桜茶の汲み出しをいただきました。杏仁豆腐のような甘い香り?初めての桜茶は春の息吹そのものでした。
そろそろお昼。桜を眺めながら皆さんにお好きな場所でだいどころ飛鳥さんのお弁当をいただきました。
たけのこ、つくし、グリーンピース、桜のおむすび。春満載の心尽くしの品々に、お花見気分がよりいっそう盛り上がります。
そして、いよいよ出張茶館 喜喜茶さんによる中国緑茶の新茶を楽しむお席です。
少し改まった気持ちでいただくお茶は、身体のすみずみまで沁み入るような清々しさ。
お菓子は蒸したてホカホカの黒豆と黒豆きなこの蒸しカステラ。おもわず笑顔になりました!
ARABONで企画した初めての催し。至らぬところも多々あったと思いますが、お越し下さったお客様が、それぞれに一期一会のご縁をたのしんでくださってる様子に、こちらまで幸せな気持ちにさせて頂きました。
喜喜茶の絵美子さんがうちに遊びにいらしたときに、ツリーハウスでお茶を頂きながら「台湾の茶園ではこんな風に眺めのいい茶屋にお茶とお湯と軽食があって、みんな一日中そこでお茶をしながらのんびりおしゃべりをして過ごすんですよ〜」と教えてくださいました。その時はこんな風に一緒にお茶会を開くことになるとは思いもしませんでしたが、ARABONがそんな場所になるといいなぁと。。。せっかくお茶の産地に住んでいるので、これからもっとお茶の楽しみを皆さんとシェアできたらと願っています。
楽しいひとときを過ごしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
次回は夏の烏龍茶のワークショップで!
なれない仕事に大切な記録写真を途中から撮り忘れがあり、今回参加して下さった さゅ♪様から提供していただきました。さすがのアングルで勉強になります。どうもありがとうございました。
by dousenbou-arabon
| 2013-04-26 00:53
| ARABON