お水取り
「やっぱりお水取りがおわらんと春は来いひんなぁ。」村に住んで約20年、毎年3月はじめにご近所で交わされる会話です。京都と言っても奈良のほうが近いにもかかわらず、初めて東大寺修二会を垣間みました。「これをお家でお供えするといいんですよ」と見知らぬ方から手渡された燃え尽きた大松明のかけら。いぶされた杉の香りが、千二百有余年の間一度も止むことなく平和と幸福を願ってこられた、奈良東大寺の清らかな空気感をいつまでも思いおこしてくれます。
そんなお水取りも終わり、もう雪の降らないことを祈りつつ(笑)
3月末まではGIFT展を開催しております。
3月は旅立ちの季節。お祝いの贈り物に、長く大切に使っていただける作品をぜひ。
by dousenbou-arabon
| 2014-03-16 23:52
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